江戸東京たてもの園
(小金井公園内)
2001/4/1
この江戸東京たてもの園は江戸東京博物館の分館として建設されました
以前はこの場所に「武蔵野郷土館」が有り
原始・古代から近・現代にいたる資料を展示していましたが
その後、江戸東京たてもの園に引き継がれ今にいたります
今回は屋外展示を中心に散策して来ましたので
御紹介致します、勿論全て紹介できません
興味がわいた方は実際に訪れてみて下さい
時代の移り変わりが目で確かめられて、楽しい場所です
私が行った日は、小金井公園は桜まつりで物凄い賑わい
何処を見ても人・・・・人・・人
桜の木の下で「呑めやうたえの」ドンちゃん騒ぎ!
たてもの園の入口に行くのにも、大変な騒ぎ
入口に着いても、物凄い人!
お花見に飽きた人なのでしょうか?入口はパニック状態
入場券を自動販売機で買うのですが、これも大行列
やっとの思いで400円也の券を手に入れて園内へ
園内は比較的ゆったり作られているので
ゆっくり周れます
常盤台写真場/1938年
昭和13年の建物、なかなかモダンな造りです
八王子千人同心組頭の家/江戸後期
隅々まで綺麗に復元・移築されています
吉野家(農家)/江戸後期
吉野家は江戸時代に野崎村(現在の三鷹市野崎)の名主役を務めた家と言われ
式台付きの玄関や付け書院のある奥座敷に格式を見ることができます
懐かしい手洗いを見ることも出来ました
昔はどこの家でも汲み取り式のトイレだったはず
懐かしいトイレの裏手・・・・そして井戸(子供達が楽しんで水を出していました)
前川國男邸1942(昭和17年)
日本近代建築の発展に貢献した建築家の自邸として品川区上大崎に
建てられた住宅。建築資材の入手が困難な時期に竣工しています
今でも充分住宅として通用する造りに感心!
田園調布の家(大川邸)1925(大正14年)
当時としては珍しく全室洋間となっています
木製のスケートボードを発見!昔から考えは同じなのでしょうか・・・
旧自証院霊屋/1652(慶安5)
綺麗な色に目をひかれます、東京都の文化財指定
高橋是清邸1902(明治35年)
主屋部分で、昭和11年の2・26事件の現場にも・・
中が休憩所になっていましたが、大変な混み様で
入室制限されており、今回はパスして外部のみを見学
何故か?都電7500形が
村上精華堂(化粧品屋)、植村邸どちらも昭和初期の建築
何とも美しい建物です
長屋を再現した路地
花市生花店/1927(昭和2年)
店内は、昭和30年代の花屋を再現しています
袖看板の文字が、日本語が左から横文字が右から書かれています
正面に子宝湯/1929(昭和4年)
小寺醤油店/1933(昭和8年)
店内は味噌・醤油・酒類の陳列が再現されています
ビンやビールケースなど懐かしい物が沢山
左が昔の居酒屋の再現、右が交番(万世橋)の再現、ポストも懐かしい
伊達家の門
コースの出口にもなっているこの門
起り屋根の片番所も再現されていました
最初にも書いた通りに、これだけの建築物を移築再現した
この江戸東京たてもの園は見所が沢山有ります
そして入園料が400円!かなりお徳な場所なのではないでしょうか
詳しくは 東京都江戸東京博物館分館 江戸東京たてもの園 小金井市桜町3-7-1(JR武蔵小金井駅) TEL042-388-3300 駐車場は有りません 車の場合は小金井公園の有料Pへ |