このお寺は、大正18年(1590)
瀬田に土着した長崎伊予守
重光が開基し、小田原から
祖先の霊を移して祀ったと言われています


明治19年(1886)火災にあい
残ったのは境内の山門
鎌倉期の作といわれる本尊
阿弥陀如来像と過去帳だけ
と、いわれております
石の門を入ると左に
お不動様があり
その右隣には「撥」の
形をした「猫塚」があり
これは、玉川神社から
移したもので
三味線に使った猫を
供養するために
建てられました。

境内の中程にある観音像は
松島の瑞巌寺にある観音像を
模したものです。
ここは高台に有る為
眺めが良く
多摩川まで望めます
昔は、二子に浮かぶ
帆の揺らめき
そして遥かに霞む
富士の姿まで見えた
のではないのでしょうか
江戸の頃から
玉川八景として有名で
将軍も遊覧の折り
よく立寄ったといいます。
当時は、秋時雨の
降る日など
行善寺八景とも
うたわれていた登戸の
晩鐘も良く
聞こえたことでしょう

瀬田1−12−23



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