「淡島の灸の森巌寺」と親しまれているこの寺は
閑静な代沢の住宅地の中に有ります

森巌寺のお灸は、新鮮な青木の青葉を使って治療するという事で
古くから大勢の人たちが訪れました

   
趣のの有る、山門です(一部工事中でした)

   
一番奥に、本堂は有りました・・・・・・・

森巌寺は・・
慶長13年(1608)に結城中納言秀康の
位牌所として建立されました
秀康は、徳川家康の次男として生まれ
豊臣秀吉の養子となりました
秀吉に実子秀頼が生まれると
秀康は下総結城家を継ぎ、その後
関ケ原の合戦の手柄により
越前福井67万石を賜りました
秀康は深く帰依していた一乗寺の万世和尚に
自分の為に寺を作ってくれる様頼み
この世を去りました
しかし和尚も年老いていたので
弟子の清誉上人に命じて土地を探させ
秀康の法名から森巌寺と名付け
この地に建てさせたといいます

   
境内には樹齢400年以上のイチョウが有ります


この看板・・「大樹・名木コンクール入賞」誇らしげ・・・

この木以外にも沢山の緑が深く、爽やかな風が流れています


境内に有る淡島神社は、持病の腰痛に悩んでいた清誉上人に
夢の中でお灸の特効を教えてくれた紀州の
淡島様をまつって建てられました



    

このお灸は熱い事で有名で
当時の若者達はお灸の跡を見せながら
我慢強さを自慢し合ったといいます


また、2月8日には針供養も行われます

   
立派な針塚もありました

しかし、住宅街にまだ沢山の木々が残っていて
落着ける場所が有った事に安心しました


緑深い町並み

また、この近所の建物は木の為に考えて
建てられていました、木を残すために頑張っている
こんな街を気持ち良く散歩出来ました


付近の地図はこちらで

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ガイド
代沢3−27−1
(3421)1730

参考文献 「一歩二歩散歩」


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