私が散歩の参考にしている、世田谷から発刊されている「一歩二歩散歩」を
読んでいると「松原寺町」と言う文字に目が止まった
自宅からそう遠くは無いし、一度散策してみようと思っていた場所です

2001年3月11日天気は快晴!春のポカポカ陽気の中
松原に向けて歩き始めました


向かう途中「羽根木公園」の入口で・・・梅が満開です


今日の散歩の目的地は「一歩二歩散歩」によると
下記の様に書かれておりました

〜世田谷の寺町〜
松原寺町
井の頭線東松原駅から歩いて5分ほどの
所に軒を合わせるように五つの寺が
建ち並んでいます
ここは、烏山の寺町と同様に
大正12年(1923)の関東大震災後
都心の区画整理などにより
築地本願寺内寺町五五か寺群から
移ってきた寺の町です
昭和4年に浄徳寺・正法寺
延重寺・常念寺が
そして、昭和21年に勝林寺が
松原に移ってきました
これら、五つの寺は
浄土真宗西本願寺派に属し
本尊は阿弥陀如来像です
勝林寺の寺院内には明治初期の
講談師・大久保今助の墓があります

期待を胸に「羽根木公園」の脇を通りぬけ
東松原の駅を横目に・・そろそろ住所も近い・・・

一つ目のお寺を発見!

  
常念寺です・・新しい本堂があり、裏がお墓になっていました

さて、次のお寺は・・っと探すのですが、なかなか見つけられず
やっとの思い出で次のお寺を発見!!

  
正法寺です

現在この松原に有るこの寺正法寺の開山は
京都・伏見の白川村で、住職も白川村から出ているため
白川の性を代々名乗っているといいます
玄覚法師によって元和2年(1616)に京都伏見で創建され
同7年に江戸浜町に移転し
明暦3年(1657)の大火で焼けた後、築地に移ります
関東大震災で再び焼け、昭和5年に松原に移転
再興しました

白い屋根の上に相輪が輝く本堂は
戦後まもなく建てられたため、モダンなつくりになっています
長い歴史の間に新生を繰り返した寺なのです
(一歩二歩散歩より)

さて、次のお寺を探し始めたTAKA・TAMUですが
これがなかなか見つからない・・・困った
路地を見れば全て歩き回り
何となく雰囲気の良い路地が・・・・・

  
これは・・と思い歩いていると、木の陰から お墓が・・・
間違えない!ここだ・・やっと見つけた

路地を歩いていて、見つからなかった訳が何となく

  
自宅の表札?
これじゃ解らない訳だ!!
上の路地の左右に有りました
それぞれ本堂らしいものは無く、写真は撮りませんでした
パッと見・・・普通のお宅の様で・・・(ちょっとガッカリ)
どちらのお寺もお墓は裏手にあり
何組かのお墓参りをされている、御家族をお見受けしました

少しほっとさせてくれたのが「延重寺」のお庭で

この子が・・・迎えてくれました(ほっ!)
はじめ穴を掘っていたのですが
しゃがみ込んでカメラを向けた私の方を見て
「なんだ・・?こいつ!」っと首を上げ
暫くそのままの体制・・・・両者にらみ合い?

この子とも別れを告げて
後一つ・・・お寺探しです

最期のお寺はすぐに発見!路地を出た所に有りました
(この路地が見つからなければ・・どうなった事やら)

  
門には「勝林寺」の文字が・・・しかし建物は今風

このお寺もやはり、現在はお墓が中心の様です
今やお寺もビジネスなんでしょうか?

この辺りは路地がかなり、入組んでいて
尚且つ細い・・私が歩いている時に
一台の小型トラックが「まいったな〜」っと言いながら
何度も切り返し・・結局曲がれずバックしていました
この路地は昔ながら・・なのでしょう
しかし、何処に居るのか分らなく成る程
路地を歩き回った散歩でしたが・・・・
小春日和のこの空の下、気分良く散歩が出来ました

最初の期待とはかなりイメージの違う散歩になってしまいましたが・・・・

帰る途中こんな表札を見つけました



普通のお宅なのですが、昔はお寺だったのでしょうか?
寺町散歩だけに気になる一軒でした


付近の地図はこちらで

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